図解デザイン制作で稼ぐ4ステップ【スキル磨き・実績づくり・依頼を受ける・単価アップ】

今、SNSやWebメディア、プレゼン資料など、あらゆる場面で「図解」が求められています。情報量が増え続ける中、文字だけでは伝わりづらい内容を、一目でわかる形に変えるスキルは非常に価値があります。

特に近年は、企業の資料やSNS運用において、図解を取り入れる動きがあります。ユーザーが「読む」より「見る」コンテンツを好む傾向が強まっているからです。

しかも、図解デザインは高価な機材も不要で、PCとデザインソフトさえあれば始められます。副業やフリーランスの入り口としても非常におすすめできる分野です。

本記事では図解デザイナーとして活動している僕が、実際に経験してきたことをもとに図解制作での稼ぎ方を解説していきます。

目次

STEP1:スキルを磨く

「伝わる図解」の基本を学ぶ

まずは基礎固め。僕は基礎的な知識については本で勉強することが多いです。

基本を学ぶには以下の2つの観点で学習するのがおすすめです。

  1. デザイン全般の知識
    図解に限らず「デザインの4原則を知っている」とか「基本的な配色の知識がある」など。

    これら基本的な知識は、初学者向けの書籍で勉強するのがおすすめ。本屋さんで表紙を見て、気になるものから読み進めると楽しく勉強できます。
  2. 図解特有の知識
    「図解制作でよく使われる定番の型」とか「わかりやすく伝わるデザイン」など。

    こちらはデザイン全般について解説された本に比べると少ないので「Pinterest」や「Slideland」で図解デザインを眺めるのがおすすめ。

図解に特化したデザインTipsをXで投稿しているのでそちらもぜひ!→@yusukezu

STEP2:小さくても実績をつくる

自主制作から始めるメリット

実績ゼロの状態でも、架空のテーマで図解を作ることは可能です。「〇〇の作り方」「△△の比較表」など、自分が興味のあるテーマでOK。依頼がなくても、まずは作品を積み重ねていくことが大切でし。

昔に作った図解ですが、ブログをよく書いていたので「ブログで稼ぐ仕組み」を図解化して記事に挿入したりしていました。

図解は「わかりやすく伝える手段」なので、作った図解はSNSやブログなどで公開しましょう。

反応がなくても“見られる意識”で図解を作るようになる(これが大事)ので「どうやったらわかりやすくなるだろう…??」など考えながら作ることになり、それが良い図解を作るトレーニングになります。

STEP3:依頼を受ける

自主制作ができたら、その経験をもとに低単価でも仕事として図解を作ってみることを強くおすすめします。

低単価とはいえお仕事として受ける以上責任が生まれますし、そもそもいきなり大きく稼ぐことはできません。

ココナラやクラウドワークスがおすすめ

「クラウドソーシングは低単価で消耗するのでおすすめしない」という意見もありますが、僕はおすすめ派です。

  • 低単価でも経験を積みたい→お金より経験値を重視してクラウドソーシングを使えばいい
  • 低単価で消耗したくない→高単価な仕事だけ受注すればいい

僕が長らく使っているクラウドソーシングサイトは「ココナラ」で、自分で出品内容や価格を(ほぼ)自由に設定することができます。

僕は図解制作やスライド資料制作をメインとして受注しており、2025年現在では基本的にプラチナランクというココナラでは一番上のランクを維持しているので、これから図解制作で稼ぎたいと思っていたら、ぜひ僕の出品ページを参考にしてみてください。>僕のココナラ出品ページ

クラウドワークスでも同様。クラウドワークスは応募型のクラウドソーシングなので「図解」などのキーワードで案件を検索してみて、応募することをおすすめします。

レビュー・評価・実績公開で信頼を積み重ねる

基本的にはクラウドソーシングで銃中すると、納品後に評価を頂くことになります。

低単価でも受注することが大事だと思うのは「良い評価」をもらいやすいところにあります。

低単価で値段以上の制作物を100件納品することができれば、クラウドソーシング内でかなり信頼される出品者に位置すると思います。

そうなると、次はその信頼値をもとに単価を上げていくことができます。

STEP4:単価を高める

低単価でも仕事をスタートすることができたら、あとは「スキルを磨く」→「単価を上げる」のサイクルを作るだけ。

お客様満足度を確認する方法

ここで例えば「1枚500円」で受けた時にお客さんが「500円以下の価値と感じた」か「ちょうど500円くらいの価値と感じた」か「500円以上の価値があった!」の、いずれかになります。

なので、評価というのは「制作物」と「値段」の両方セットで考えることが必須。

お客さんがどう感じたかを正確にに測ることはできませんが、以下のようなリアクションがもらえた時は満足してもらえてるのかなと判断します。

  • シンプルに「いいですね!」と褒めてもらえた時
  • リピートしてもらえた時(一番大事)
  • 星5評価をもらえたり、評価コメントを長文で書いてもらえた時

このようなリアクションがもらえることが増えたタイミングで少しずつ単価を上げましょう。

「仕事 → スキルUP」の好循環を作る

仕事を通じて得た経験を次の案件に活かす。この繰り返しで、自然とスキルも報酬も上がっていきます。

最初は低単価で受注することをおすすめしているのもこのためで「低単価で受注」→「お客さんが価格以上の価値を感じている(と、自分が感じた)可能性が高い」→「単価を上げる」→…の好循環を作りやすいからです。

かならず順々に単価を上げていかないといけないわけではなく、僕は忙しさの度合いだったり、テスト的に単価を上下させています。

まとめ:図解デザインで継続的に稼ぐために

フリーランスを続けていてやっぱり感じるのが図解制作に限らず「自分の仕事ぶりが、お客さんの期待値を超えているかどうか」が重要ということです。

最初は趣味や練習からで構いませんが低単価だとしても仕事は仕事。全部当たり前ではありますが、大切なのはスキルアップと仕事受注を続けることです。

今日から一歩踏み出して、ぜひ自分だけの実績ロードマップを歩んでみてください。

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