「わかる」と「できる」の違いを図解化してみた

こちらの勝間和代さんの動画が興味深かったので図解化してみました。

この動画の中では

  • わかる・・・頭でわかってること。意識的に意思決定をしていること。
  • できる・・・考えなくてもできること。無意識でやっていること。

このように定義を分けて語られていました(例:ピアニストが楽譜を見た瞬間、手が動くのは訓練をして「できる」ようになったから)。

僕は図解デザイナーとして活動していますが、デザインにも当てはまるなと思います。

初心者のうちは「余白の取り方を気をつけよう…」「文字サイズは読みやすいように…」「配色は参考デザインから抽出して…」と頭でわかっていることをデザインに落としこもうとします。

そういったことを何回も繰り返すことで無意識のうちに「できる」ようになっていく。そしてまた新たに「わかる」ことを増やしていく。

この「わかることA」→「できることA」→「わかることB」→「できることB」と、できることを増やしていくことが“成長”なのだと図解を作ることで再認識できました。

この「わかる」と「できる」の違いの例を“早起き”として、図解投稿したところ「わかる!」「いま反復のところです!」とリプ頂きました。

「わかってはいるんだけど…できない…」ことの代表例が、早起きかなと思ったので、この図に共感(納得)いただけて嬉しかったです。

「わかる」と「できる」の間には距離があって「試行錯誤」→「反復」→「習慣化」の順番があり、それらを支えているのが「小さな成功」。そして、その裏には「いくつもの失敗」がある。ということをイラストの力も使って、表現できたかなと思います。

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