
進化を続けるAIにどう向き合うべきか
2025年3月25日にChatGPTのアップデートがあり話題になりました。その中でもびっくりしたのが、こちらのポスト。
僕のこれまでのAIのイメージで言うと、イラスト生成に関しては「(手が上手く描けるようになるなど)どんどん上手くなってるな〜」くらいの認識で、図解なんてまだまだ無理な領域なんだろうと思っていました。
図解を作るには「1. 文章Aを理解する」「2. 文章Aを理解したうえでビジュアル化」「3. ビジュアルB+文章C」のような変換が必要で、例えば「ビジュアルB」を作ってという指示であればできると思うのですが「文章A」→「ビジュアルB+文章C」の変換は「こうしたら、○○に見えるよね」という僕ら人間が見てきたものを反映させなければいけないと思っているからです。
思っていたのですが・・・できてるじゃん…最新のAI・・・となったのが先ほどのポストの4枚目。
AIが文章を要約して図解を作成
さきほどの”「こうしたら、○○に見えるよね」という僕ら人間が見てきたものを反映させなければいけない”で言うと「未来の数字については点線にしたほうが予測だと伝わるよね」とか「グラフの上に高齢者が少し困った顔のイラストを近づけると少子高齢化問題を連想させられるよね」のニュアンスの表現です。
これは、自分の仕事にも活かせそうと思ってChatGPTに課金して使ってみることに。
僕もデザイナーなので、AIとどう向き合っていくべきかを勉強するために今回の図解を作ってみることにしました。
さっそく「AI時代で生き残れるクリエイターと生き残れないクリエイター」の特徴を考えてもらって(こういう正解のない問いをAIに聞くのはよさそう)、それをイラスト化してもらったり、僕が描いたラフをもとにイラスト化してもらったりして今回の図解は完成しました。



今回僕が表現したかった価値観が「AIが仕事を奪うなどのネガティブな価値観」ではなくクリエイターなら「AIを使えばより良いクリエイティブが作れる!」という発想です。
これがクリエイターにとって一番大事だと思ったので、その価値観をChatGPTと考えながら作れたのが表現したかったこととマッチして、お気に入りの図解を作ることができました。