
情報参照元(最終確認日:2025年3月6日)
- 日本財団ジャーナル「教師の4人に3人が自己負担の経験があるって本当? 教師の働き方を改善するには」
https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2025/108301/education - メガホン「【教職員アンケート結果】あなたの自己負担は? 教員の「自腹」調査 <第1回 教科指導・教材研究の自腹>」
https://megaphone.school-voice-pj.org/2022/11/post-2229/
制作に至る経緯

日本財団ジャーナルでこの記事を読んだことがきっかけでした。
「学校の先生が生徒のために自腹を切っている」というのは想像でできますし、大きな問題ではないと思ってしまっている部分がありました。
しかしこの記事を読んで「当たり前のように自腹を切っていること」「A先生は買ってくれたのに、B先生は買ってくれなかったと、自腹を切ることが先生の評価につながってしまうこと」これら、普通の企業では起きないであろうことが、常態化してしまっていることを知りました。
学校関係者以外の方は「75.8パーセントも?」と驚かれるのですが、当事者たちからは「自腹を切っていない人が24.2パーセントもいるなんて信じられない」という声が多いんですよ。
生徒のためにやってあげたいという気持ちや、いいことをしているのだから指摘しづらいというのは、一概に悪いとは言えない行為のためうやむやになってしまっているのが現状なのかと思いました。
こちらの記事では最後に私たち一人一人にできることとしてこのように書かれていました。
この問題は学校の外側から発信し続けないと変わらないでしょう。そのためにも、教職員以外の方に、「教師の自腹」が存在することを知ってほしいですし、教職員が自腹を切ることを、決して「美しい行為」だとは思わないでほしいです。
ぜひ、友人などと「『教師の自腹』って知ってる?」と話題にしてもらえたらと思います。関心が広がれば、懇談会やPTAなどで話題になり、教職員の中にもムーブメントが起きるかもしれません。
“教職員が自腹を切ることを、決して「美しい行為」だと思わないでほしい”というのは強いメッセージだと感じました。
まずは教師の自腹が問題視されているということを知ること、そしてインフォグラフィックにすることで認知の入口となればいいなと思い、今回は教師の自腹をテーマにインフォグラフィックを制作してみました。